しっかりと調整しご自身に合っている物を使用している場合は、聴力低下をする可能性は低いです。ただ誤った使い方や元々合っておらず、音が大きすぎたりする場合は聴力低下を引き起こす可能性はあります。

聞き取りにくいと感じた場合はできるだけ早く検討した方が良いです。
聴力検査等を行い原因を探り、補聴器の使用が適切かを早めに判断していただければと思います。

通院の回数においては個人差があります。すぐにご自身に合う補聴器が見つかりご納得いただければ少ない回数で済みます。しかしなかなか見つからず慎重に選ばれる方であれば通院回数は多くなります。
長い方であれば半年くらいかけて選ばれる方もおられますが、当院スタッフがしっかりとサポートしますのでご安心ください。

補聴器の聞こえ方は補聴器の不具合、またはご自身の症状の進行具合によって変わりますので、定期的な検査や補聴器のフィッティングなどをしていただくことで、快適な聞こえを維持することができます。

補聴器の価格はその人に状態や求める質によって変動するので、一概にこの価格と申し上げることができません。
この点は受診の際に一度ご相談いただければと思います。

装着時間の明確な定義はありませんが、活動されている時間（就寝時間やお風呂の時間以外）は着用していただいた方が、補聴器に慣れ聞こえの効果が高まると考えています。

最近の補聴器はデジタル化されていますので、基本的に操作は簡単になっており患者様自身で操作することが少なくなっています。
患者様の操作が簡単になるように、当院の専門スタッフがフィッティング調整をしっかりいたします。

補聴器は精密機械ですので水につけることはお勧めできません。
お風呂やプールなどに入られる際は外してください。（一部防水機能の付いた機種もございます）