レーザー手術とは?

レーザー手術とは?

出力の弱いレーザーをお鼻に照射することにより、粘膜の腫れ、むくみをとり、花粉やダニ、家のホコリなどに過敏になった粘膜の感受性を低下させる治療法です。副作用が無いことが大きなメリットです。

レーザー手術の特徴

  • 痛みがほとんど無い
  • 術後の一時的なかさぶたがつく期間が短い(~2週間)

お薬の効き方が人によって異なるように、レーザーの効果や持続期間も人によって異なります。

レーザー手術の流れ

下記にレーザー手術の受診の流れをご説明します。

1. 来院治療予約

一度受診をして頂いた上で、レーザー手術の日をご予約ください。過去に当院でレーザー手術をされたことがある方は、お電話での予約も可能です。

2. 通常処置・麻酔

予約日に来院頂き、通常通りお鼻の中を綺麗にした上で、麻酔を染み込ませたガーゼをお鼻の中に入れ、トータルで30~40分ほどお待ち頂きます。(この鼻ガーゼを入れている間が人によっては少し違和感があるかもしれません。)

3. 処置室でのレーザー手術

鼻の中で麻酔が効いた後に、処置室に移動して頂き、レーザー手術を行ないます。手術自体は3~5分ほどで終了します。鼻の内側をレーザーで照射するため、焦げ臭い臭いやツンとした刺激を感じますが、大きな痛みはありませんのでご安心ください。

4. 術後の注意事項の説明

当日の入浴も可能です。普段、アルコールを飲まれる方は、当日の飲酒についてはなるべく避けるようにしてください。

また、激しい運動は原則控えていただき、プールは医師の許可が出るまで入らないようにしてください。

5. おつかれさまでした!

手術後、特に問題がなければ、そのままお帰り頂きます。当日は痛み止め・症状がひどい時の薬を出しますので、必要に応じて決められた用量・用法に従って服用してください。

6. レーザー手術後

レーザー手術後、麻酔が切れたあとの2~3日は風邪の治りかけのように鼻水が出たり、またカサブタができて大きな鼻くそが出てきますが、心配はありません。皮膚が再生すると症状は改善に向かいます。症状がどうしてもつらい場合は当院に受診してください。

7. 治療終了

お鼻の状態をみるため、レーザー手術の1週間後に受診して頂きます。

レーザー手術の効果について

レーザー手術は保険診療内で行なうことができ、3割負担の方で10,000円前後です。有効率は70~80%といわれています。レーザー手術の持続期間は人によって個人差が大きいのですが、一般的には1~2年といわれています。よってレーザー手術を行ったからといって一生アレルギー性鼻炎のつらさから解放される、という訳ではないのですが、この治療には副作用がないために、効果が薄れた段階で再度治療を受けて頂くことが可能です。(実際に花粉症の苦しみから逃れられるようにと、効果が切れるまえに毎年定期的にレーザー手術を受けられる患者も多くいらっしゃいます。)

レーザー手術を受けることによって、顕著に効果が表れる方は、全く薬なしで満足して頂けたり、そうでなくとも薬の量や、期間を減らす事が可能だったりと、効果の個人差はあるものの、少ないリスクで症状の改善を期待できるという意味ではお勧めできる治療法であるといえます。

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