ごあいさつ
開院して以来、1人の耳鼻科医として多くの患者さんの診療を行ってきましたが、アレルギー性鼻炎の患者さんに関しては、年々かかられる方の割合が高まってきている印象をうけます。
口コミをたどって、という方や、雑誌などのメディアの影響もあってか、アレルギー性鼻炎の患者さんが遠方から当院にお越し頂く方も増えて参りました。そのような方や全くこれまでアレルギー性鼻炎に対する知識が無かった方が、当院にお越しなられる前に少しでも有用な知識を得て頂ければと思い、このホームページを作成致しました。
アレルギー性鼻炎(花粉症)は、ご自身が病気に対して理解を深めて頂くに比例してその症状を和らげることが可能です。 まずは是非このホームページをご参考いただければと思います。
当院のアレルギー性鼻炎の治療スタンスを簡単にお話ししておきますと、そもそもアレルギー性鼻炎のつらさから逃れる手段はこちらのホームページでご提示した通り、複数存在します。
手段の1つである、お薬の服用についても、症状に応じて、あるいはアレルギーの原因が何か?(花粉?通年性?)などで、私はお薬を患者さん個々で変えるようにしています。なぜ当院がアレルギー性鼻炎の患者さんが多いかというと、患者さんそれぞれに応じたオーダーメイドの細かい治療を開院以来ずっと取り組んできたからかも知れません。
「インフォームドコンセント」「医者であっても丁寧な説明」・・・などが世の中で言われ出す前から「患者さんが何を求めているのか?副作用の可能性は?」といったことをきちんと説明するようにしています。
問診票もアレルギーの方専用のものを用い、詳しくお聞きするようにしています。そうすることで、患者さんの生活環境や症状の程度などが詳しくわかり、納得して頂いた上で治療を受けていただく、そしてその中で、一番良い方法を一緒に見つけ出していくことができるのです。
例えば1人の女子学生さんがスギ花粉の症状があり、通院されたとしても、学生の時期、年月が経って車を運転する社会人としての時期、結婚され妊娠されている時期、パートに子育てに忙しくなかなか通院が難しい時期、それぞれのステージで最適となる治療法は異なってくるはずなのです。(その答えは薬の組み合わせによるものであったり、レーザー治療であったりするのかも知れません。) そのように、一人一人の生活を考慮した上で柔軟性に富んだ診療を行っているつもりです。
スギ花粉の時期などは場合によってはお待たせするかも知れませんが、症状に悩まされている方はお気軽にご相談ください。
【略歴】
関西医科大学卒業
関西医科大学付属病院耳鼻咽喉科入局
関西医科大学医学博士
アメリカミネソタ大学耳鼻科入局
関西医科大学付属病院耳鼻咽喉科入局
関西医科大学付属香理病院耳鼻科咽喉科入局
- 平成10年4月
- 往診開始
- 平成14年3月
- 日曜診療開始
- 平成18年1月
- 現所在地に移転