よくある質問
診療について
- 耳鼻科ではどのようなときに診察してもらったらいいですか?
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おおやま耳鼻咽喉科では、耳鼻咽喉科で診る耳・鼻・のどの一般的な疾患に限らず、内科的なめまい・ぜんそく・かぜなどの症状にもついてもご相談いただけます。また嗅覚・味覚・耳管機能検査など多様な検査機器を利用して診療しております。
- どのような病状・病気にたいしての診療を行っていますか?
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- ・花粉症
- ・風邪
- ・喘息(ゼンソク)
- ・おたふく
- ・外耳炎
- ・中耳炎
- ・内耳炎
- ・難聴
- ・鼻炎
- ・扁桃炎
- ・副鼻腔炎
- ・アレルギー性鼻炎
- ・鼻たけ
- ・耳鳴り症
- ・咽喉頭炎
- ・胃食道逆流症
- ・舌痛症
- ・ちくのう症(蓄膿症)
- ・口内炎
- ・頭痛
- ・めまい
- ・ふらつき
- ・メニエル氏病
- ・睡眠時無呼吸症候群
上記病状・病気に対して検査チェック・改善のための対処法等の治療・診療を行っています。
- 風邪は耳鼻科で診てくれますか?
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はい。風邪等の症状のご相談も受付けております。
一言に風邪といっても、その症状は様々です。また風邪以外の病気を風邪と思い込んでいる場合も多いようです。風邪と思ってもその症状が喉、鼻、耳、気管などに表れた場合は専門である耳鼻科で診てもらう事をおすすめします。当院でも本人は喉が痛いだけと思っていても,インフルエンザであったり,ということがあります。風邪以外の病気の疑いやその原因を確認するためにも、検査が必要な場合もあります。初期の治療が病気を重くしないこつです。風邪と安易に自己判断してとりかえしのつかないように注意しましょう。 また重症と思われる患者さんには積極的に点滴治療を行っております。
- 口内炎も診てくれますか?
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はい。一口に口内炎と言っても原因は様々で、感染(ヘルペスウィルス、ヘルパンギーナ、全身感染症等)、水泡症(尋常性天疱瘡、類天疱瘡)、免疫学的異常、アレルギー、内分泌障害、栄養障害、ストレス、遺伝的素因、歯並びの異常などが報告されていますが、明確な発症機序はわかっていません。 時に膠原病も原因となる為、治癒しにくい口内炎は全身の検査を系統立てて行う必要があります。耳鼻科が窓口となり、口内炎治療をしていくのですが、必要に応じて皮膚科、内科、歯科などと協力しあってみていかなければいけません。
- 耳あかの掃除はどうしたらいいですか?
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通常耳あかは、綿棒や耳かきが届く範囲内の掃除だけですむ場合が多いのですが、耳あかがたまる外耳道の形体が人によって様々な為、見えにくい場合にお母さんが掃除をする時に、知らない間に奥に押しやっていることがあります。時に、耳奥の耳あかをとろうとするあまり、外耳道に傷をつけてしまったり、鼓膜に穴をあけってしまったりして来院される方もしばしばあります。 また、神経質に毎日掃除をされる方もいらっしゃいますが、耳かきや綿棒による頻回の刺激は外耳炎の原因となりますので、掃除は2週間に1回くらいにしてください。耳あかがたまりやすく、見えにくい場合には、無理して自分でとらず半年に1回程度、耳鼻科医にご相談下さい。
- ピアスの穴を開けてくれますか?
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はい。当院ではピアスの穴あけをお受けします。簡単といえども、ピアスの穴あけは医療行為であり、衛生的に安全に処置を行う必要があります。医院で処置を行わないと感染、化膿、かぶれなどの異常を引き起こした場合の対応ができませんので気をつけてください。 当院ではメディシステムという医療器具を使い、安全かつ衛生的なピアスの穴開けと装着を行います。処置は一瞬で、痛みはその一瞬だけです。また処置は保険適応外ですので、自費診療となります。 料金は、両耳で6,800円(ピアス一組及び消毒液を含む)です。また金属アレルギーのある方は、別料金となります。
処置後に感染、かぶれなどの異常が出たときには、通常の診察が必要なことがあります。※なお未成年者の方の処置には保護者の承諾が必要になります。
- 耳がつまった感じだけなのに、なぜ聞こえの検査をするのですか?
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「耳がつまった感じがする」という症状を訴えられて来院される方は多くいらっしゃいます。そのような訴えでは、耳と鼻の間にある耳管機能に問題がある耳管障害の場合と、内耳機能障害の2つの場合が考えられます。 内耳機能障害の場合には、実際に聞こえの検査をすると、特に低い周波数の音が聞こえにくくなっている「低音障害型感音難聴」が発見されます。耳管障害と、内耳機能障害とでは治療法が違うため、鑑別が必要です。その鑑別の為に、聞こえの検査が必要なわけです。
- 補聴器の相談は受けてくれますか?
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はい。一般の診療で補聴器の適応があると判断された場合は、補聴器担当スタッフによる補聴器相談を行っています。
- どのようにして治療を進めますか?
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当院では、患者さんの持っていらっしゃる症状ができる限り早く楽になるような治療を行い、それをきっかけにその方が持っていらっしゃる治癒能力を発揮出来るようにという考えで診療しております。(診療コンセプト)
- 次の来院日はどのように決めますか?
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患者さんには気がつきにくい部分(耳の中、鼻の中)の病気とか、慢性疾患の場合には、次回来院日をお伝えするようにしています。しかし、風邪など、ご本人が判断できるような場合には、特に来院日を指定しておりません。
- アレルギー性鼻炎に対するレーザー治療って何ですか?
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アレルギー性鼻炎に対する治療方法の一つです。 通年性アレルギー、花粉症の治療として、最近主流になりつつある治療方法の1つです。 正確にはCO2レーザー治療と言います。炭酸ガスを用いて、鼻の粘膜そのものを焼灼する方法で、痛みや出血もほとんどなく、1回あたりの施術時間は5~10分(麻酔の時間等を含めると40~50分)程度の治療を2回行います。腫れが少ない為、治りが早く、顔の表面を傷つけることもなく、痛みも少ないです。
尚、レーザー治療は根本治療ではないので、2~3年ごとに再焼灼が必要です。当医院では、CO2レーザー治療は、開院した平成6年の8月より奈良県で初めて導入し、レーザー治療実績が1000例以上ございます。
- アレルギー性鼻炎はレーザー治療で完全に治るのですか?
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アレルギー性鼻炎に対するレーザー治療は、あくまでも対症療法で一回行なえばずっと治るというもではありません。 今までの経験では、有効率は約80%程度ですが、すべての人に同じ効果があるわけではありません。全く薬なしで満足して頂ける人や、その量や、期間を減らす事が可能だったりと、個人差があります。残念ながら効果が充分出なかった場合には、薬による治療か注射による治療に切り替える必要があります。
- 医院はどこにありますか?
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奈良県、奈良市の神殿町にあります。
バスでの来院は、近鉄奈良からは12番乗り場から、JR奈良駅からは7番乗り場から、シャープ前行き・杏南行き・白土町行き・イオンモール大和郡山行きのいずれかのバスにお乗りいただき、北神殿(きたこどの)バス停で下りてください。
車でお越しの方は、専用駐車場が32台分あります。詳しくは地図をご覧ください。
耳について
- 耳垢を取るためだけに耳鼻咽喉科を受診してもよいか
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はい、結構です。
耳垢を取るのは立派な診療行為の一つです。
特に除去が困難な耳垢は耳鼻咽喉科専門医を受診してください。
- 耳鳴りが最近するが、耳鼻咽喉科にかかるのが良いか?
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耳鳴りの原因で最も多いのは難聴に伴う耳鳴りです。
ご本人に難聴の自覚がなくても、特定の周波数だけ聴力が低下している可能性があるのでまずは耳鼻咽喉科を受診するようにしてください。
それ以外に聴力が正常である場合には全身的な検査や脳の検査が必要になる場合があります。
- イヤホン(ヘッドホン)をいつも着けて音楽を聴いているのですが、耳に悪いですか?
- イヤホンからは直接音が鼓膜から内耳に達するため、通常の音よりは増幅されて音が届くことがあり、騒音性難聴になる可能性があります。
したがって、イヤホンで音楽を聴かれる際は音量を大きくしすぎないようにご注意ください。
- 耳に水が入ると中耳炎になりますか。
- なりません。中耳炎は鼻を経由してなることが多く、耳から入った水で起こる炎症は外耳炎が殆どです。
ただし、鼓膜に穴が開いていると元々の中耳炎が悪化する場合があります。
- 急性中耳炎になったらお風呂やプールはどうしたらよいですか
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中耳炎のページをご覧ください。
- 滲出性中耳炎が長びいているのですが、チューブを開けたほうがいいですか?
- 聴力の低下や、聴力検査や耳のレントゲンを撮って総合的に判断する必要があります。乳突洞の発育状況をみたり、自覚症状を含めて総合的に判断いたします。チューブを入れなくても、通気療法を行ないながら治癒する場合もあります。
- 滲出性中耳炎で通院しているがプールは大丈夫ですか?
- 滲出性中耳炎において、鼻水が出る、出ないが影響するので、「プールに入って鼻水が増える方(具合が悪くなる方)」は控えるほうがよろしいでしょう。 ただし、プールに入っても難聴の進行や急性憎悪(急な悪化)が無い場合にはプールに入りながらの治療が可能です。
- 鼓膜って簡単に破れるものなのか?
- 外傷や特別な気圧の変化や長期にわたる疾患がなければ簡単に破れることはありません。
鼓膜は皮膚の一部ですが、やはり皮膚よりは薄いので、その意味ではやや弱いといえるかもしれません。
- 補聴器をつけると難聴は進行しますか?
- それはありません。
もし難聴が進行するとしたならば、補聴器によるものではなく、年齢の変化や偶発的なものと考えられるものと思われます。
鼻について
- 鼻血が出た場合の対処を教えてください。
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鼻出血は、外から見えない狭いところから不意に出てくることが多いので、鼻血が出るとパニックに陥って、大量に出血しているように思いますが、実際の出血量はそう多くはないことがほとんどです。また興奮することより、出血を多くする原因になったり、止血しにくくなります。
このようなときは、まず慌てず落ち着くことが大切です。出血部位は様々ですが、鼻中隔(びちゅうかく:鼻の真ん中にある仕切り)の前方からの出血が多く、この場合は、自分で応急処置が可能です。- 小鼻(鼻の外側のふくらみ)を親指と人さし指で強くつかみ圧迫する。小鼻より上の目頭や、鼻骨(骨のある硬い部分)をつまむのは誤りです。鼻紙や綿花などを出血している側の鼻の穴に軽く詰めて、鼻をつまむとなお効果的です。
- イスがあったら腰掛け、頭を軽く下げ(前にお辞儀をした格好)、安静にする。
- のどの方ヘ流れてきた血液は、静かに吐き出し、絶対に飲み込まないこと。
- そのままの姿勢で、5~10分間程度様子を見ましょう。
上記の処置でも鼻血が止まらない場合は耳鼻咽喉科を受診してください。
- 何の為にネブライザー治療をするんですか?
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下記のような効果が期待できます。
- 霧の中に含まれる抗菌剤により炎症の原因となっている細菌を減らす
- 炎症自体をステロイドで鎮める
- 換気を行うことによって、炎症を改善する。
局所へ直接働くので、効果が表れるのが早いのです。
最終目標は鼻水、鼻づまりの改善の為です。
- 鼻水はティッシュなどでかんでも良いか?すすった方がよい?
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かんだほうが良いです。
あまりすすると中耳炎の原因になります。
ただし、ティッシュでかむ際もあまり強くかまないように片方ずつゆっくりとかむようにしてください。
咽喉について
- のどに膿栓(白いかたまり)が溜まっていて気持ち悪いが、取ってもらえるのか?
- はい、除去いたします。
扁桃腺を洗浄したり、簡単に取れるものは咽頭検面子などでこすって除去いたします。
- のどに骨がささった場合はどうすればいいですか?
- 無理をしてのどをひっかいたり、ご飯を飲み込んだりすると、より骨が深く刺さってしまう場合があります。
また耳鼻咽喉科を受診し、除去する際に出血して、刺さっている場所が見つかりにくい場合がありますので、不要なことを行なわずに耳鼻咽喉科を受診するようにしてください。
糖尿病の方、慢性疾患の方を除いては緊急性はありませんので、あわてずに受診するようにしてください。