前庭リハビリ
2025年9月8日 | カテゴリー:
連続の投稿となりすみません(以前投稿しようとしたのですがパスワードを失念し、投稿しそびれていました)。院長の大山です。
2025年6月26・27日と耳鼻咽喉科臨床学会総会・学術講演会が奈良コンベンションセンターであり、6月26日の午前診と午後診の間に少しだけですが参加してきました。
当院で昨年8月から始まった前庭リハビリテーションですが、
リハビリを担当している理学療法士の藤田さんが「クリニックにおける理学療法士による前庭リハビリテーション介入の効果」を発表され、
また、ブースセミナーで「 クリニックにおける 前庭リハビリ テーションの可能性 ~理学療法士との 連携による効果~」として当院の取り組みが紹介され、
結構な反響を呼んでいました(是非続けて下さいとの激励も頂きました)。
前庭リハビリテーションは、慢性的に頭部や身体の動きによりめまい・ふらつきが誘発される患者に対して、日常生活動作の低下を改善し転倒リスクを軽減する目的で、
めまい症状の軽減、運動時の視線の安定化、姿勢の維持、歩行などの身体運動の円滑な遂行ができるようにデザインされた運動を反復する訓練です。
比較的新しい疾患概念の持続性知覚性姿勢誘発めまい(PPPD)に効果があるという報告もあります。
当院では理学療法士にリハビリのやり方を教えてもらいながら行うプログラムがあり、多くの患者さんで症状の改善を認めています。
長引くめまい・ふらつきで困っている方は、是非ご相談下さい。





